調剤薬局は、医師からの処方せんをもとにお薬を調剤し、患者さんに提供する事を主な仕事としています。
病院・診療所は診察・検査・各種療法等の医療行為に専念し、薬歴管理や服薬指導などお薬のことは調剤薬局の薬剤師が担当して医療の質的な向上を図るという「医薬分業」は、平成元年から厚生労働省も推進に取り組んだことで本格化しました。
医師、薬剤師がそれぞれの専門分野に特化することによってより安全で効率的な医療を提供することができます。

1.処方せんを受け付けます

医療機関で発行された患者さまの処方せんをお渡しください。
初めての方には初回質問票にご記入をお願いしています。患者さま一人ひとりの体質や生活習慣に照らし合わせて処方内容を確認するための用紙です。

2.処方せんを確認します

処方せんの内容と薬歴（服用している薬の名前・量・日数などの記録）を確認して、不明な点などがあれば、処方した医師に問い合わせます。
患者さまへ症状についてお聞きすることもあります。

3.ジェネリック医薬品のご案内をします

処方された内容によっては、経済性に優れたジェネリック医薬品への変更が可能です。

4.お薬を調剤します

調剤とは、処方せんに基づきいろいろな薬剤を調製することです。飲みやすいように小分けにしたり、粉砕することもあります。
軟膏や粉薬、シロップ剤同士の混合、一包化、煎じ薬の場合はお時間がかかることがあります。

5.調剤されたお薬を確認します

患者さまにお渡しするお薬に間違いがないか、確認します。

6.お薬の説明をしてお渡しします

患者さまの症状をお聞きしながら、お薬の飲み方、薬の効果や注意事項などを説明します。正しく服用することが治療の第一歩です。
わからないことや不安なことがありましたら、なんでもご相談ください。

7.薬歴に記録します

患者さまが服用している薬の内容、副作用歴、アレルギーや説明した内容を毎回記録しています。
患者さまの治療経過や今後の服薬指導の参考になります。

調剤

薬歴管理

服薬指導

一休薬局では、すべての店舗において患者さんにやさしい薬局であるため、病院・クリニックから出される処方せんを基に調剤を行うだけではなく、患者さんとのコミュニケーションやおひとりおひとりへの要望もできるかぎり承っています。
どなたでも安心してお越しいただけるよう、清潔な店内・バリアフリー対応などお店としての取り組みを行っておりますが、近年の高齢化社会の影響により、店舗だけでお薬をお渡しするのではなく、ご自宅や老人ホームなどへの在宅サービスの取り組みも全店舗で行っております。
また、みなさまのお薬や健康の相談が気軽にできるよう「かかりつけ薬局」の取り組みも強化しております。こちらも全店で対応しておりますのでお薬や健康に関する疑問やお悩み、ご相談などがございましたら、お気軽に当店の薬剤師までお声掛けください。

かかりつけ薬局への取り組み

病院にかかり、処方せんを受け取った後、どこの薬局を利用するかは患者さんの自由です。病院から紹介された提携薬局、会社の近く、自宅の近く等、患者さんの都合に合わせて利用する薬局を選択することができます。 その為、毎回違う薬局を利用する方も多く、いつも同じ薬局を利用している患者さんは約3割といわれています。そのいつも利用する薬局のことを「かかりつけ薬局」といいます。

例えば、かかりつけのお医者さんに通えば、自分の体質や症状をよく理解したうえで診療や治療のアドバイスをしてもらえますが、かかりつけ薬局も同じメリットを享受することができます。
たとえば、複数の病院からもらう処方せんを１つのかかりつけ薬局に持っていくことで、服用に関するアドバイスや注意をしてもらうことができます。また、処方せんだけではなく、OTC（市販薬）との飲み合わせの相談にものってもらえます。

一休薬局も地域の「かかりつけ薬局」としての取り組みを積極的行っておりますので、お薬の事や健康に関する疑問などがありましたら当店の薬剤師にお声掛けください。

一休薬局では、処方せんネット受付サービスを導入しています。
病院で受け取った処方せんを、スマートフォンやパソコンから送信すると、お薬の準備ができたお知らせが届きます。
混雑時でも、長時間お待ちいただくことなくスムーズにお薬を受け取ることができますので、是非ご利用ください。利用料は無料です。

ご利用方法はこちら